ルフトハンザ グループ、戦略を前倒しで実施し、夏の運航を見直し
(27 April 2026)
燃油価格が、イラン戦争前と比べて 2倍以上に急騰していることに加え、労使問題に伴う追加のコスト負担を背景に、ルフトハンザ グループでは、当初の計画より前倒しで一部の経営戦略を実施することを決定しました。
今回、まず取り組む施策として、近距離・中距離・長距離路線における運航計画の見直しや、機材の近代化を加速するための対応を行います。
主な取り組みの概要
- 2026年夏期運航スケジュール
ルフトハンザ シティライン(CL)による運航停止 - 2026年夏期運航スケジュール終了時
エアバスA340-600型機の最終4機を退役し、あわせてボーイング747-400型機2機の運航停止 - 2026/2027年冬期運航スケジュール
近距離・中距離路線において、機材5機分に相当する追加的な供給削減を実施
ルフトハンザ シティラインの運航停止により、ルフトハンザ グループ全体の 2026年夏期の供給量は、座席キロで約1%減少する見込みです。これに伴い、10月までに約2万便の近距離便が運航スケジュールから外れる予定です。
これらの運航計画の調整は、主に近距離路線を対象としています。今後、ヨーロッパ域内のネットワークは、ルフトハンザ グループの主要ハブ空港を中心に、より効率的な形へ集約していきます。これにより、引き続き、長距離路線を含むグローバルな路線ネットワークをご利用いただける環境の維持に努めてまいります。
今後予定されているフライトスケジュール調整について
お客様にできるだけ早くご旅行の予定を立てていただけるよう、2026年夏期運航スケジュールは段階的に見直しを行います。すでに第1段階として、5月末までの期間、1日あたり120便の欠航を発表しています。4月29日には6月分の運航スケジュールをあらためて公表し、その後、夏期スケジュール後半分の更新内容を5月中旬に発表する予定です。
現在の燃料供給の状況について
夏期スケジュールで予定されているフライトについて、ルフトハンザ グループは燃料供給は概ね安定していると見込んでいます。そのためにルフトハンザでは、ジェット燃料の調達に加え、価格変動リスクを抑えるためのヘッジ取引など、さまざまな取り組みを行っています。