自分だけの癒しの空間:ルフトハンザ ラウンジ
ビジネストラベラーの方がリラックスして旅を楽しむために必要とされるものは? ラウンジデザインのトレンドは? どこを修復し、どこを改装するのか。ルフトハンザ ラウンジの未来を見てみましょう。
パンデミックの影響により、ルフトハンザ ラウンジのさらなる開発と見直しが遅れており、2023年は多くの分野でキャッチアップの年となりました。短期的には、入口やワークエリアなど、ドイツラウンジの小規模な改修工事が行われました。通常の範囲のお食事やドリンク類のオファーが復活したほか、新聞や雑誌等も再びお客様にご提供できるようになりました。昨年はケータリングもアップグレードされ、地元の味を取り入れることが多くなりました。ロンドン・ヒースロー空港でのティータイムやベルリンでのカレーソーセージなどがその例です。
しかし、長期的にはいっそう多くのことが期待できます。ビジネストラベラーの間では、安らぎとプライバシーの必要性がさらに高まっています。ビジネスの世界は劇的に変化し、常にアクセスしやすい環境と、精神を集中できる静かな仕事スペースが求められています。それは、移動中も同様です。そのため、安らぎとプライバシーの確保が容易なラウンジコンセプトを将来に向けて開発することがより重要となります。そのためには、1平方メートル単位で綿密に計画されたインテリジェントな空間プランニングが必要です。私どもが焦点を当てているのは、渡航者のニーズに可能な限り柔軟に対応することです。仕事をしたい人も、ドリンク片手にリラックスしたい人も、あるいはただ単にくつろぎたい人にもぴったりと合う環境をつくることが重要です。それには、地域性と個々の特性を常に中核に据える必要があります。
ニューヨークのニューアーク空港では、今後数年間に進められるラウンジコンセプトをいち早く目にすることができます。この改装工事はすでに本格化しており、リニューアルオープンは2024年夏を予定しています。他の多くの場所でも計画中です。
未来のプロジェクト:
ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港でも巨大プロジェクトが進行中です。新ターミナルへの移転は2026年の予定で、ラウンジはゼロから設計されることになっています。
今年20周年を迎えるフランクフルトのファーストクラスターミナルもまた、大規模な改装が行われています。このため、ファーストクラスラウンジとターミナルの将来へ向けたプロジェクトが立ち上げられました。ここでは、長期的な計画に焦点が当てられており、HON Circle会員とファーストクラスのお客様は、今後も引き続き、ファーストクラスターミナルでのご滞在を旅のハイライトのひとつとしてご体験いただけるはずです。
一段と拡がったルフトハンザ グループのラウンジオファーをぜひお楽しみください。また、次のご渡航でどのラウンジをご利用いただけるかをご確認ください。
Published 30.01.2024