Celebrating Shared Stories: DERTOUR

DERTOUR Group最高経営責任者(CEO)、クリストフ・デバス氏に聞く

旅行業界において、DERTOUR Groupとルフトハンザ グループほど、長い歴史、相互の信頼、そして揺るぎない確信に支えられたパートナーシップはそう多くありません。DERTOUR GroupのCEOを務めるクリストフ・デバス氏にとって、両社の関係は単なるビジネス上の取り決めではありません。そこにあるのは、共通の目的に根ざした共有の使命です。すなわち、順風満帆なときも困難なときも変わることなく、信頼と責任をもって、人々を夢の目的地にお連れすることです。

創立:1917年

本社:ドイツ、ケルン

事業内容:パッケージツアー、個人旅行、クルーズ、シティブレイク

最高経営責任者(CEO)クリストフ・デバス

従業員:10,000名以上

当社とのパートナーシップ:ルフトハンザ グループの主要なツアーオペレーターパートナー

ウェブサイト : dertour-group.comThe link will be opened in a new browser tab

異なる立場から同じ目的へ

初めての体験がその後の人生を形づくることは珍しくありません。DERTOUR Group最高経営責任者(CEO)クリストフ・デバス氏にとって、ルフトハンザのボーイング747でケープタウンに向かった初めての長距離フライトこそが、その後の職業人生を方向づけ、旅や航空の世界に対して生涯抱くことになる情熱に火がついたきっかけだったといいます。「最終進入の際にテーブルマウンテンの上空を旋回したことは、今でも鮮明に記憶に残っています。当時は、航空の世界と旅行がいつか自分のキャリアの中心になるとは想像もしていませんでした」と氏は振り返ります。

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DERTOUR Groupを率いる前は、コンドル、エア・ベルリン、トーマス・クック グループ エアラインズで指導的役割を担っていました。「ルフトハンザは、いつも私の人生の一部だったように感じます。家族のように思えるほどです。子会社側だった時期も、競合だった時期もありましたが、ほとんどの時間は長年の顧客であり、パートナーでもありました」 そして最終的にDERTOUR Groupに加わると、その思いはいっそう深まったといいます。「今の私はパートナーです。そして、まるで家に帰ってきたように感じます。当社DERTOURは、ルフトハンザ グループにとって有数のツアーオペレーターパートナーの一社です。ここで私は、ルフトハンザ グループの人間味あふれる、温かく思いやりに満ちた一面を感じています」

そうした経験が、今日のDERTOUR Groupとルフトハンザ グループとのパートナーシップに対する彼の見方を形づくってきたといいます。それは、単なる商業的な関係ではありません。世界でもとりわけ複雑な業界の一つで大規模に事業を展開するために何が必要かを真に理解し、努力の末に築かれた相互尊重の上に成り立つ関係です。

「運営上の連携として始まった関係が、共有するビジョンへと成長しました」

最も重要なときに頼れる存在

デバス氏にとって、あらゆるパートナーシップの真価が問われるのは、物事が順調に進んでいるときではなく、プレッシャーのかかる状況でどれだけ踏みとどまれるかだといいます。同氏は、このパートナーシップの進化を「主としてオペレーション面での連携から、共有するビジョンを持つ戦略的で未来志向の関係への移行」と表現しています。そこには、成長の局面と同じくらい、危機の局面も深く刻まれています。

中東で紛争が始まり、何千人ものDERTOURのお客様が海外の目的地で足止めされたときも、ルフトハンザ グループはためらうことがありませんでした。それは、パートナーシップの本質を静かに物語る瞬間の一つであり、双方にとって自分ごととして共有される出来事でもありました。「モルディブとスリランカのコロンボから救援フライトを運航するとの確約を受けました」とデバス氏は振り返ります。「あれこそ、本物のチームワークでした」 ツアーオペレーターであるDERTOUR Groupは、危機の際にお客様を帰国させる法的義務を負っています。デバス氏の言葉を借りれば、「旅行者にとっての保険会社のような存在」として機能しているのです。そのような場面で力になってくれるパートナーがいることは、決して当たり前ではありません。それこそが、このパートナーシップを特別なものにしているのだと、同氏は語ります。こうした協力の精神は、日々の業務にも及んでいます。

デバス氏は、「品質、責任、そしてお客様への深いコミットメント」という共通の価値観について語っています。それは、共同での危機対応から、運航上の混乱が生じた際の連携したコミュニケーションに至るまで、あらゆる場面に表れています。「両社はいずれも卓越性と透明性を追求しており、そのことはあらゆるやり取りの中で感じられます。それが、非常に強い文化的な一体感を生み出しているのです」

将来を見据え、デバス氏は、最良のときはまだこれからだと確信しています。同氏にとって、ルフトハンザ グループとのパートナーシップは、旅行業界の変革に歩調を合わせるだけのものではありません。その変革をともに形づくっていくことにこそ意味があるのです。「この先10年で、私たちにとって最大の共通の機会は、持続可能で、シームレスかつデータ主導の旅行体験を形づくっていくことにあります」と同氏は語ります。デバス氏にとって、そのビジョンには非常に具体的な到達点があります。「私たちが共有する地図の次なる大きな目的地は、完全につながった旅行エコシステムです。そこでは、航空会社、ツアーオペレーター、サービスパートナーが一体となって、お客様にシームレスな体験を提供します」

最後に、あと2つだけ伺います。

デバス様は、コンドル、エア・ベルリン、トーマス・クックグループ エアラインズで航空業界を経験され、現在はDERTOURでツアーオペレーターおよび旅行会社の世界に携わっておられます。まさに事業の両面をご存じです。そのような視点は、今日、ルフトハンザ グループとのパートナーシップを通じて、お客様の休暇旅行における信頼性と責任の共有を実現するうえで、どのような影響を与えていますか。

「航空業界、さらに今はツアーオペレーター・販売側という双方で仕事をしていますので、お客様の休暇にとって信頼性と共同責任がいかに重要であるかを理解しています。この二重の視点は、私たちが業務上の課題を予測し、共同で実践的な解決策を見つけるのに役立っています。また、強いパートナーシップの感覚を育んでいます。始まりから終わりまですばらしい旅行体験を提供するために何が必要かを、私たち両社は知っていますから」

将来を見据えると、旅行の未来は、データとパーソナライゼーションにかかっています。共通のお客様のために次世代の旅行体験を創造するには、私たちの強みをどのように組み合わせるのが最善でしょうか。

「次世代の旅行体験を創造するために、ルフトハンザ グループの卓越した運営とデジタル能力を、旅行チェーン全体にわたる当社の顧客インサイトやタッチポイントと組み合わせる必要があります。パーソナライズされた商品、よりスマートなおすすめ、シームレスなデジタルジャーニーを、私たちはともに構築できます。責任ある形でデータを共有し、統合されたプラットフォームを構築することで、お客様一人ひとりに合わせた、手間のかからない直感的な旅行体験を提供できるのです」

今回お時間をいただき示唆に富むお話をくださったクリストフ・デバス氏に心より感謝申し上げます。